- Thursday, December 27, 2007 - 12:13 AM
クリスマスを過ぎれば、後は怒濤の年越しってわけで。
今年発行分・漫画作品のベスト10をば。
1 ヘルシング・9
連載分に加え、みっちりの描き足しと再編集(台詞の差し替え)によって、究極まで高まった面白さ。やっぱり超巨大先生は天才だと思う。とにかく大変に素晴らしすぎる。アンデルセンの「AMEN」のシーンから一転しての黒執事展開は、何度読んでもエキサイティングすぎ。テンポもストーリーの流れも申し分なし。
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HELLSING 9 (9) (ヤングキングコミックス) 平野 耕太 少年画報社 2007-11-09 |
2 巨娘・1
実はまだ読んでない(笑)んだけど、収録予定作は未掲載になった「に」を除くと全て既読なので、あれらが一冊にまとまったインパクトを考慮するに、出来の良さは火を見るよりも明らか。なのでココ。あのテンションもさることながら、細かいネタまでキッチリ作り込んである様はあまりに素晴らしい。早く再開して欲しい。
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巨娘 1 (1) (アフタヌーンKC) 木村 紺 講談社 2007-12-21 |
3 邪眼は月輪に飛ぶ
今年、ジュビロにハマるきっかけになった1作。暑苦しいまでの熱血展開と、頭痛がするほどの号泣エピソードに、すっかりヤラれた。このまま連載に出来るであろう完成度の要素を惜しげもなく投入された読み切りが、面白くないわけがない。特にウヘイ、ジュビロの描く年寄りは本当にいい。実にいい。
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邪眼は月輪に飛ぶ 藤田 和日郎 小学館 2007-04-27 |
4 シグルイ・8&9
伊良子の妄執・全開の仇討ち。結果はわかってはいるというのに、この恐ろしいまでの緊張感と来たらもう。これぞ「シグルイ」。秘技の応酬が丁々発止というようなリズムではないからこそ、余計にそう感じてしまうのかも。途中で挟まれる脇キャラのエピソードがまた、非常に若先生的でヨシ。
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シグルイ 9 (9) (チャンピオンREDコミックス) 南條 範夫 山口 貴由 秋田書店 2007-08-21 |
5 庭先案内・3
短編SF/FT作品集としては、非常に高いレベルの作品だと思う。ますびちゃんの特徴とも言えるモチーフを随所に織り込みながらも、決してネタがカブらないバラエティぶり。キャラの固有名詞すらない話もあるのに、自然に入り込める。非常に素晴らしい。
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庭先案内 3 (3) (BEAM COMIX) 須藤 真澄 エンターブレイン 2007-10 |
6 黒博物館・スプリンガルド
ナルミとギイがタイムスリップ…じゃなくって(笑)よく考えると、エピソードの押さえ方、キャラ設定、展開…どれも定番ネタなんだけど、モチーフの良さと演出で読ませる読ませる。相変わらず、資料を元に細かなところまでキッチリと描かれているのが、とっても好み。しかしながら、「外伝」のカラーページが収録されていないのは残念。
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黒博物館スプリンガルド (モーニングKC) 藤田 和日郎 講談社 2007-09-21 |
7 海獣の子供1&2
「魔女」以来、久々の長編…っていうか、現在のところ、コレが五十嵐さんの最長編。空気の動きとと湿度を伴うかのような見事な描写と、人智を超えた世界の謎、柔らかくも切ない、少年少女の心。既にして名作の予感バリバリ(死語)。
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海獣の子供 1 (1) (IKKI COMICS) 五十嵐 大介 小学館 2007-07-30 |
8 リアル・7
今回は野宮&戸川編。新キャラもいい味出してるし、非常に安定していて面白い。この後、高橋編と交わることがあるのかどうかはわからないけど、出来れば今の二つの流れが一つになるという、怒濤の展開が見たいところ。毎年1冊のお楽しみだけど、それにふさわしい充実度。
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リアル 7 (7) (ヤングジャンプコミックス) 井上 雄彦 集英社 2007-11-29 |
9 イムリ1&2
未だ起承転結の「起」にあたる部分だと思うんだけど、面白い。数々の伏線から、先々の面白さが想像できるだけに、何とかキッチリと落ちるまで描いて欲しい。掲載誌が「ビーム」なので安心はしているが…お願い、O村編集長。三宅さんの絵は非常に独特だけど、SFが意外な程に似合うのでビックリ。
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イムリ 1巻 (BEAM COMIX) 三宅 乱丈 エンターブレイン 2007-07-25 |
10 テレプシコーラ・10
衝撃の第一部完結巻。この後に出た「ヴィリ」を残念ながらぬるく感じてしまうのは、ひとえにこの巻の思い切りの良さではないかと。誰も想像していなかった「あの展開」に、ギシ先生のすごさを実感。相変わらず、全く先の読めない展開で進んでいる第二部も、期待充分。
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舞姫(テレプシコーラ) 10 (10) (MFコミックス) 山岸 凉子 メディアファクトリー 2007-01-23 |
次点で「もやしもん・5」を入れる。相変わらずの面白さ。
アニメは菌だけ居ればそれでいい。ホモサピはどうもね(笑)
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もやしもん 5―TALES OF AGRICULTURE (5) (イブニングKC) 石川 雅之 講談社 2007-06-22 |
「バガボンド」は既にいいとか悪いとかじゃなく、完結まで固唾をのんで見守る、という感じ。第2部になってから特にそうなんだけど、今の流れが落ち着いてからまとめ読みした方が、面白いと思う。
「ヒストリエ」も同じ。
リアルタイムで追ってるけど、一番面白いのはたぶん、完結後のまとめ読み。
今年発行分でない、完結ものなら「からくりサーカス」「バルバラ異界」「覚悟のススメ」がよかった(「覚悟」は今年発行だけど、新装版なので)。
「庭先」は今年発行分の3を入れたけど、1と2ももちろんいい。
残念だったのは「紅壁虎」。山本さんのデジタル処理の絵にどうしてもなじめず、手放した。
でも、山本さんの昔の作品(この前購入した「Mr.ボーイ」など)はやっぱりいいと思うので、デジタル処理前の作品を集めて行こうと思う次第。
この後、アーニスの完結編を描かれるらしいのだけど、ぜひ、アナログで行って欲しい…。
今、読みたいのは「惑星のさみだれ」。
ああいうテンポでありながら、時にゴン、っと泣かされる漫画には弱い。
半月が死んだ時とか、連載で読んでて死にそうになった(今はアワーズを月次で読んでないんだけど)。完全な不意打ちだったもんで…。この作品で泣かされるとは思ってなかった(笑)
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惑星のさみだれ 1 (1) (ヤングキングコミックス) 水上 悟志 少年画報社 2006-01-27 |
さあ、来年も読みますわよ。
来年こそは「うしとら」が読めますように(ワイド版で揃えるのを希望)。
ジュビロの短編集2冊は、とってもよかったです。
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うしおととら (第1巻) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉) 藤田 和日郎 小学館 2000-08 |
新しい作品とのよい出会いがあることを、心から望みつつ…。
- 新しい: 2007リリース分・ベスト5
- 古い: 絶叫日記「街が死んでる」





























