- March 2, 2010 1:35 pm
定番作品の感想をば。
「からん」(3)木村紺
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からん 3 (アフタヌーンKC) 講談社 2009-11-20 |
梅香と桜香の双子に焦点が当たった3巻、女子高ならではのアレな世界を交えつつ、相変わらず萌先輩は元気で高瀬は感じ悪い(笑)
いやしかし、この高瀬の性格が、読者の間ではどう評価されているのかは非常に興味があるところ。ヒロインとしてではなく、トリックスターの役回りになってる気がする。
丁寧な人物&心理描写と、ある種ハラハラさせられる人間関係、木村紺は素晴らしい。
続きが楽しみ。
「ダブル・フェイス」(18〜20)細野不二彦
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ダブル・フェイス 20 (ビッグ コミックス) 小学館 2010-01-29 |
いよいよクライマックスに向かってる感じの3冊。
ゲストキャラを上手く登場させて、全体の流れを盛り上げつつも、作品全体に流れるテーマのひとつ、「正義とは何か」を見失わない構成は、お見事。
Whooの過去、つまり「冬彦が投獄されてからドクターWhooになるまで」…が描かれると思われる21巻への布石は十分。
柳原議員との直接対決もあるようだし、決着が待ち遠しい!
知名度イマイチですが、よく練られたドラマが楽しめる作品として、おすすめ。
「シュトヘル」(2)伊藤悠
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シュトヘル 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 小学館 2009-10 |
シュトヘルに執着するアルファルドを加えて語られる、シュトヘルとユルールの邂逅編。
ベクテルは「当て馬」ってことでFA?
ハラバルも出てきているし、これが冒頭のシーンにつながり、回想が終わると思うんだけど、転生後の魂が入ってしまったシュトヘルと、過去のシュトヘルのキャラが違いすぎることが、今後にどう影響するのかが気になるところ。
このアルファルドのキャラって、どこかで見たような、と思ったら、「銃夢」無印の、ビュイックだわ。ビュイックはもっとひねくれてるけど(笑)
「リアル」(9)井上雄彦
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リアル 9 (ヤングジャンプコミックス) 集英社 2009-11-26 |
わたし的には、今「バガ」よりこっちの方が面白い。
キャラの配置、構成、さほど広い世界のことを描いているわけではないけど、だからこそ、誰の気持ちにも触れることができる。
そのことが、物語を深くしていると思う。
「ZETMAN」(13)桂正和
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ZETMAN 13 (ヤングジャンプコミックス) 集英社 2009-10-19 |
そろそろ、本気でZET覚醒に至らないと、イライラしちゃうぞ〜?
…という感じだけど、今後の流れ次第では、嵐の前の静けさ、と取ることも出来る巻。
「アオイホノオ」(3)島本和彦
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アオイホノオ 3 (少年サンデーコミックススペシャル) 小学館 2009-12-12 |
相変わらずむずがゆく、はずかしく、うっとうしく展開する、焔の青春(笑)
少しずつ面白くなってる。
結果=焔燃は漫画家になる、は決まっているので、これもまた「まんが道」系と言えるんだけど、これって、年代差なく楽しめる作品なのかなあ。
この年代を知らない人は、過去物語として楽しむ、という形なのかな。
わたし的には「バクマン」よりこっちの方がリアルに感じる。
「戦国妖狐」(3)水上悟志
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戦国妖狐(3) (BLADE COMICS) マッグガーデン 2009-11-10 |
あのキャラの退場があるとは、もはや思っていなかった…。
個性が強すぎる主役格を補佐する、いい感じの位置づけだっただけに、あのキャラがいなくてどうやって進めるんだろう、という不安感がちょっとあったりする。
やっぱり、「さみだれ」と比べると、ちょっとキレが悪い感じがしてしまう。
面白いことは面白いんだけど、水上さんの作品なら「もうひとひねり」、を期待してしまうんだな。
「惑星のさみだれ」(8)水上悟志
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惑星のさみだれ 8 (ヤングキングコミックス) 少年画報社 2009-11-10 |
こちらはかなりクライマックス。
アニマの最終兵器(笑)も登場したし、10巻あたりで終わってしまいそうな流れ。
夕日の「天の庭」の発動には、かなりグッと来た。半月の談話は、ここにつながってたんだなあ。
八宵の恋心も切ない。
「イムリ」(7)三宅乱丈
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イムリ 7 (BEAM COMIX) エンターブレイン 2010-01-29 |
何となく察しはついていたんだけど、やっぱりデュルクの脚はアレが理由だったのか…。
デュルクの「裏切り」に対して怒りに燃えるミューバより、好々爺の裏にあるデュガロのそそのかしぶりがコワい。
ああいうエグい人物を描かせると、三宅さんは天下一品だと思う…。
「守りのイムリ」と、イムリ大陸で何とか生き延びたデュルクの出会いが、どうなるか…。
「ここで『続く』になるのは残酷すぎる」…とすら思える引きの強さ。ようやく各所で注目され始めてるけど、遅いよ!!!
前から面白すぎるって言ってるでしょうが!!!
今から8巻が楽しみでしょうがない…。
「イティハーサ」(1〜2)水樹和佳子
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イティハーサ (1) (ハヤカワ文庫 JA (639)) 早川書房 2000-05 |
実は連載時に読んでいたはずの分なので、ここがなくとも、以降の巻を完結まで読めたわけだな。今回あらためて読んでみて、前後がきちんとつながった感じ。
かなり壮大な話なんだけど、意外なほど、キャラが少ないのが特徴でもあったりする。
ラストシーンの見開きに感動した時には、日本人である自分を再発見した。これって、一神教の世界の人には、かなりわかりにくいんだろうなあ。
「シグルイ」(12〜13)山口貴由
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シグルイ 13 (チャンピオンREDコミックス) 山口 貴由 秋田書店 2009-09-18 |
いつの間にか捕らえられてる「がま」に、「お狒々様」に、これまたいつの間にか側室になってる「お千加様」に…もう、忠長ワールド全開なう。
ここしばらくの展開が冗長だ…という声もあるけど、確かに連載で読むとそう感じる。
けど、まとめて読んでみると、ものっそいコワい展開になってるのに気がつくよ。
この、忠長のアレを描かないと、御前試合は描けない。
最凶の変態は藤木でも伊良子でもない、忠長だったんだね…。
もう、あの顔が出てきただけでコワいわ。ホント。
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